ブログのアイキャッチを画像生成AIに作らせとります。指示を1本書いたら1枚出てくる、はずでした。
この前は3回撃って、やっと使える1枚が出ました。しかも2回目に出てきたやつは、僕が入れた覚えのない日本語が書いてありました。
絵が描けません。デザインを習ったこともない。前は工場で働いてて、いまはAIと一緒にツールを作ったり、その延長で仕事を受けたりしてます。
それでもブログの画像は毎回要るので、生成AIに頼るしかない立場です。使っとるのはNano Banana Pro(Googleの画像生成モデル)ですが、この記事で書くのは指示の書き方の話なので、他のツールでも同じように効くはずです。何が起きて、どこを変えたら通ったかを残しときます。
1回目は色、2回目は日本語が壊れた
1回目は、背景の色が指定と違いました。濃い水色でと書いたのに、出てきたのは淡い水色。まあこれは撃ち直せば済む話です。
問題は2回目でした。画像に入れてほしい文字として「納得する癖」という言葉を渡してたんですが、出てきた画像には「納得する4日」と書いてありました。
「4日」は同じ指示の別の場所に書いてあった数字です。それが混ざった。日本語として意味が壊れてるので、パッと見でも分かります。ただ、これが英字のロゴみたいな細かい部分やったら見逃してたと思います。
ついでに、使わんでと書いた色(赤)が勝手に入っとりました。正確には「使わんで」とは書いてなくて、使う色を3つ挙げただけでした。ここが後で効いてきます。
文字は塊で渡すと混ざる

2回目までの僕の指示は、こんな感じでした。
「画像に入れるテキストは、納得する癖、4日、というふうに配置してください」
人間なら読めます。でもAIから見たら、これは文字の材料がひとまとめに置いてある状態です。どれが1つの塊で、どこで切れるのかが指示されてない。だから混ざる。
3回目はここを変えました。
「1行目は 納得する癖 とだけ書く。2行目は 4日 とだけ書く。この2行以外の文字は画像に入れない」
行ごとに分けて、しかも行ごとに「とだけ」を付けた。これで混ざらんくなりました。
入れてほしいものより、入れんといてほしいもの
もう1つが色の話です。
僕は「濃い水色の背景、白、濃いネイビーの文字」と使う色だけ書いとりました。これだと赤が入ってきても、厳密には指示違反やないんですよね。書いてないだけなので。
3回目は「赤は絶対に使わない」「英語の文章は入れない」と、入れてほしくないものを名指しで書きました。これで通りました。
指示を書く時って、どうしても欲しいものだけを並べてしまいます。禁止を書くのは後ろ向きな感じがして、なんとなく避けてました。でも画像生成に関しては、禁止のほうが効きます。
欲しいものを書くのは1つの正解に向かって絞る指示で、禁止は無数の失敗を一気に消す指示。守備範囲がそもそも違うんやと思います。
ちなみにこの記事のアイキャッチでも同じことが起きました。1回目は「この2行以外の文字は入れない」と書いてたのに、右側の図解カードの中に頼んでへん日本語が勝手に入っとりました。2回目に「カードの中に文章や単語を書かない」と場所まで名指しで禁止したら消えました。禁止は、書く場所も具体的なほうが効くみたいです。
ちゃんと出来たのに、記事に使われんかった1枚
これは別の日の話です。ここからは僕の自作ツールの話が混ざるので、同じ仕組みを持ってない人は教訓のとこだけ拾ってもらえれば大丈夫です。
うちのブログは、記事の中のどこにどの画像を入れるかも自動でやらせてます。その時にそもそも使うかどうかと、どの見出しに置くかの自信を0〜100の点数で返させてます。作った画像を2枚渡したら、1枚が使わん判定でスキップされました。
理由がログに出てました。ざっくり言うと「指紋認証と書類照合の抽象イラストになっとって、この記事の主題と直結せん」。
こっちはファイルの中身を照らし合わせる作業を絵にしたつもりでした。指紋も書類も、僕の頭の中では照合の比喩やった。でも作った本人以外から見たら、ただの指紋と書類です。
抽象的な概念を絵にすると、作った本人にだけ通じる絵になる。これが分かっただけでも収穫でした。
作り直しました。比喩をやめて、記事の主題そのものを描かせた。点数は45点から72点に上がって、今度はちゃんと本文に入りました。この点はうちのツールが出しとる目安なので絶対的なもんやないですが、伝わるかどうかの代わりの物差しとしては機能してました。
結局やったのは3つだけ
- 文字は行ごとに分けて、行ごとに「とだけ」を付ける
- 色や要素は使わんものを名指しで禁止する
- 絵にするのは比喩やなくて記事の主題そのもの
正直、どれも言われたら当たり前の話です。でも3回撃つまで気づかんかった。AIに指示を出す時って、こっちの頭の中では意味が繋がってるので、抜けてる情報に自分では気づけんのやと思います。
出てきたものが変やった時、AIの性能を疑う前に、自分の指示を音読してみるのが早いです。だいたい主語か区切りが抜けてます。
よくある質問
日本語の文字入りの画像は、そもそもAIに任せんほうがいいですか
文字数が多いなら、画像は画像で作って文字は後から乗せるほうが確実です。僕も出品用のサムネはそうしてます。ブログのアイキャッチみたいに文字が数語で済む場合は、この記事の3つを守れば通ることが多いです。
撃ち直すたびにお金がかかりませんか
かかります。だからこそ指示を先に直したほうが安いです。以前これで盛大に溶かした話は下にリンクを置いときます。
どの画像生成AIでも同じことが起きますか
ここで書いた実測はNano Banana Proで撃った結果なので、他で全く同じとは言い切れません。ただ指示の書き方の話なので、行を分ける・禁止を書くの2つはどれでも試す価値はあると思います。
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