Claude Code effort設定で勘違いしてた話

Claude Codeのeffort設定、何日も勘違いしたまま使うてた。調べてみたら、設定してた中身のほうは合ってた。間違ってたのは理由のほうやった。

これが一番カッコ悪い。答えが合ってるから、間違いに気づく機会がない。

effortって、結局なんの設定なん

Claude Codeのエフォート設定スライダー。左端が高速、右端が高精度で、現在は高に設定されている画面
これが実際の画面。左が高速、右が高精度。一番右の点だけ別モノ

ひとことで言うと、どんだけ考えてから動くかのツマミ。画面には「エフォート」と出とる。

強いほうから 最大、超高、高、中、低 の5段。上げるほどよく考えるようになるかわりに、時間もお金も食う。下げると軽くて速いけど、込み入った作業では浅いまま突っ走ることがある。

どこにあるかというと、画面の右下。モデル名の隣に今の設定が出とる。押すとツマミが出てきて、左が高速、右が高精度。目盛りが5つ並んでて、それがさっきの5段ぶん。左端が低、右端が最大。

ここでひとつ引っかかった。ネットで調べると英語の名前で書いてある記事が多い。low、medium、high、xhigh、max。画面のほうは日本語で、順に 低、中、高、超高、最大。俺は英語で覚えとったから、自分の画面を見ても最初どれがどれか分からんかった。

あと、目盛りの一番右にもうひとつ ultracode というのが乗っとる。これは5段の続きやない。考える深さの話やなくて、AIを何体も同時に動かして作業させるモードや。そのぶんトークンをごっそり食う。俺のスライダーは高のままなんで、ここは使うてへん。

ちなみにこの名前、AIに教えるつもりで打ち込んだら、その場で切り替わってもうた。設定をいじらんでも、言葉を打っただけで発動するらしい。教えようとして自分が踏んだ形になった。

Claude Codeを触りはじめた頃の俺は、この存在すら知らんかった。使い方を覚えるだけで手一杯やったから(Claude Code 使い方入門|副業未経験が最初の1週間でやったこと)。

超高(xhigh)が標準やと思ってた。半分合ってて、半分間違い

俺は超高にしてた。上から2番目のやつ。理由は、公式がこれを推してるらしいから。どこで見たかも覚えてへん、その程度の根拠で上げてた。

で、ちゃんと公式の資料に当たってみた。

まずアプリ側。Claude Codeの初期設定は、確かに超高やった。ここは合ってた。

ただ、Claudeという道具そのものの初期設定は、ひとつ下の高やった。プログラムを書いてClaudeを直接呼び出す場合の話なんで、Claude Codeを使ってるだけの人は気にせんでええ。俺もそっちは使ってへん。

つまり初期設定が2種類ある。Claude Codeというアプリ側の初期設定と、Claudeという道具そのものの初期設定。俺はこれを、公式は超高推し、の一言に丸めて覚えてた。

設定そのものは合ってる。理屈だけが間違ってる。この状態、誰かに指摘されるまで一生気づかんやつやと思う。

ついでに知ったこと。超高という段は、そんなに前からあったわけやない。ちょっと前のモデルには存在せんかった段で、後から挟まったやつ。古いモデルを指定して使ってる人は、そもそも選べんことがある。

思考を畳んでも、お金は減らへん

AIが考えてる途中の中身は、画面に出したり畳んで隠したりできる。

俺はずっと畳んでた。長いし、読んでも分からんし。それに、出さんかったらそのぶん安なるんちゃうか、と思ってた。

ここも公式に書いてあった。表示の設定は、見え方が変わるだけ。考える量も、請求も、どの設定でも同じ。

隠しても1円も安ならん。畳んでる間もフルで考えて、フルで課金されとる。

急に思考が見えんようになったら、たぶん自分のせいやない

前の世代は思考の要約が出て、今の世代は初期値で出さない、モデル世代による初期値の違いを示した対比図
乗り換えた瞬間に初期値のほうが変わっとる

これは調べてる途中で見つけた、たぶん一番役に立つやつ。

思考を表示するかどうかの初期値が、モデルの世代で入れ替わっとる。ひとつ前の世代までは「要約を出す」が初期値やった。今の世代は「出さない」が初期値になっとる。

だからモデルを新しいのに乗り換えた瞬間、何も触ってへんのに思考が出んようになる。設定をいじった覚えがないのに表示が変わったら、これを疑ったらええ。自分が変えたんやなくて、初期値のほうが変わっとる。

公式の資料は、これを静かな変更という言い方で書いてた。まさに静かに変わられて、俺は自分の設定のほうを疑ってた。

で、結局どれにしたらええか

ここまで自分の失敗の話ばっかりやったんで、公式に書いてある選び方をまとめとく。カッコの中は英語表記のほうの名前。

  • 最大(max):正確さが最優先で、コストを気にせん時だけ
  • 超高(xhigh):コードを書かせる作業、AIに何ステップも自分で進めさせる作業。公式がこの用途に一番推してる段
  • 高(high):頭を使わせたい作業ならここが下限。迷ったらここ
  • 中(medium):そこそこの精度でええから、お金と時間を抑えたい時
  • 低(low):短い作業、待たされたくない作業。深く考える必要がないやつ

俺は超高のまま置いてる。変わったのは理由だけで、コードを書かせる用途に推されてると分かった上で置くようになった。前は根拠なしやった。

ただ、軽い作業まで全部超高で回すのは無駄な気もしとる。文章の手直しくらいなら中で足りるんちゃうか、と。これはまだ試してへん。比べるとこまではやってない。

思考の表示だけは、オンに戻した。どうせ同じだけ金取られるなら、見えたほうがマシやろ、くらいの理由で。

設定をいじって手応えが変わった話は前にも書いた(AIに毎朝コケられた僕が、「指示の出し方」を変えた話)。あれは指示の書き方の話で、今回は道具のツマミの話。どっちも、AIが悪いんやなくて俺の側の問題やった。

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