応募フォームの見本が値として入ったまま|送信前に見る欄

先日、応募フォームの送信ボタンの前で手が止まりました。見積もりの内訳を書く欄に、僕が一文字も打ってへん金額が並んどったので。合計で12万。こっちが出そうとしとった額より、ずっと大きい数字でした。

ちょっと前に自動で入れた値が届いてへんかった話を書きました。今回はその真逆。入れてへんのに、入っとった方です。

見本の文章が、そのまま「値」として入っとった

応募フォームに見積もりの見本がそのまま値として入り、拡大鏡で確認している画面
見本のままの見積もりが送信欄に残ってる状態

入力欄にうすい灰色で「例:〜」と出とるやつ、ありますよね。あれの多くは見本を表示しとるだけで、触らんかったら空のまま送られます。書き方の参考に置いてあるだけのもんです。

今回のは違いました。見た目は同じように文章が入っとるのに、実体はちゃんと入力済みの中身。つまり触らんかったら、その見本の文章と金額が、そのまま僕の見積もりとして送られる。

この2つ、画面を見ただけやと見分けがつきにくいんです。色が薄いかどうかは作った人が決めることで、中身が入っとるかどうかとは関係ない。

チェックの網が掛かっとるのは、僕が書いた文章だけ

応募の文章そのものは、けっこう手をかけて確かめとります。数字を盛ってへんか機械で走査して、別のAIにも読ませて、変な言い回しが残ってへんか見てもらう。

ただ、その全部が「僕が書いた文章」だけを見とった。フォームのどの欄に何が入っとるかは、誰も見てへんかったんです。

気づけたのは、送信の前にたまたま画面を上から読んだから。仕組みで捕まえたんやなくて、ただの偶然でした。

チェックは「何を見とるか」で穴の位置が決まる。通った、は、見られた、やない。前のフォームの件と同じことを、別の角度から言われた感じがしました。

1件見つけた事故は、たぶん1件で終わらん

もっと効いたのは、そのあとでした。同じフォームで、その11分前に別の応募を送っとったことを思い出したんです。そっちの欄に何が入っとったかは、送る時に見てへんかった。

見つけた1件を直して終わりにすると、同じ道を通った過去の分がそのまま残ります。しかも本人は直したつもりでおるから、二度と見に行かん。

なので、こう決めました。事故を1件見つけたら、原因やなくて経路を見る。同じ経路を通った分が他に何件あるか、まず数える。

この決め事の最初の適用先になったのが、その11分前に送った自分の1件でした。ただ白状すると、その欄に何が入っとったかは、今も確かめてへんままです。見本の金額が残っとったのか、ちゃんと書き換えとったのか、分からん。格好はつかんけど、そこは盛らずに書いときます。

  • 触ってへん欄こそ読む。空に見えるのと、空なのは別
  • 1件出たら、同じ経路を通った過去の分を数えてから閉じる

自動化を進めるほど、こういう誰も見てへん場所が増えていくんやろなと思います。最後に画面を上から読む、あの地味な数十秒。ここは気分やなくて手順に入れときます。

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