ブログを書いたら、SNSに告知を出します。記事の中身を短くまとめるだけの作業。そう思っとりました。
その告知文が、2日連続で嘘をつきかけました。どっちも、記事本文には一度も書いてへんことが告知にだけ入っとる。しかも足したつもりはゼロです。
1日目|「かった」の3文字が、やってへん実験を体験に変えた
記事の中ではこう書いてます。単価も件数も向こうで決まっとる仕事は、速くなっても手取りが変わらんので。ただしこれ、実際に自動化して速くしてから確かめたわけやない。決まり方から言える、というだけの話です。
告知文のほうは「変わらんかった」。
過去形にした瞬間、意味が変わります。やってみたら変わらんかった、は実際に試した人の報告になる。書いた本人にそんな意図はゼロ。でも読む側に区別はつきません。
直したのは1語だけ。「変わらんかった」を「変わらん」に。意味はほぼ同じで、嘘だけ消えます。
ちなみにこれ、自分では気づいてません。別のAIに読ませて出てきた指摘です。
2日目|今度は、記事が「分からん」と書いた回数を数えとった
翌日。また記事を書いて、また告知を書きました。設定ファイルの許可リストが、いつの間にか膨らんどった話です。
記事本文には、こう書いてます。何回止まってこうなったかまでは記録してません。回数は分からん、と正直に書いた部分です。
なのに告知文はこう。止まるたび1本足す、を繰り返した跡やった。
繰り返した、は複数回。許可リストがこの形になるまでに何回止まったか、記事はそこを記録してへんと書いとる。その部分を、告知だけが数えとる。今回は出す前に自分で気づいて、1本ずつ足していった跡が、そのまま残っとる、に直しました。
同じ型が、翌日にそのまま再発。ここでやっと思いました。これ、俺の不注意やなくて、要約って作業そのものの穴ちゃうか。
短くする時に、いちばん先に削れるのが「慎重に書いた部分」
本文で慎重に書いた部分って、だいたい長いです。〜のはず。そこまでは確かめられてません。条件をつける言葉は、それ自体が文字数を食います。
で、短くする時にそこから削れる。削ると文はキレイになります。読みやすくもなる。そんで、残った文は断定になっとる。
要約は短くする作業やと思ってたけど、実際は別の文章を新しく書く作業でした。新しく書いた文には、新しい嘘が載る余地がある。元の記事がどれだけ正確でも関係ないです。
しかも告知文は短い。短いほど1語の重みがでかいです。「かった」の3文字で、推論が体験に化けるくらいには。
対策は1つ|告知を書いたあと、本文のブレーキへ戻る
2回踏んで決めたのは1つです。告知文を書き終わったあとに、記事の中でいちばん慎重に書いた1文を探しに戻る。そんで、その慎重さが告知でも生きとるか見る。それだけ。
探し方は、はず、までは、で本文を検索する。自分がブレーキを踏んだ場所には、だいたいこの手の言葉が残っとります。2日目のやつはこれで拾えます。記事に「までは記録してません」がそのまま書いてあるので。
ただ1日目のやつは、この検索では引っかかりません。記事のほうは変わらんと言い切っとって、ブレーキの言葉があの文の中には無いから。止めとったのは語やなくて、時制のほうでした。言い切ってはいるけど、まだ起きてへんこととして現在形で書いとる。そこに「かった」が付いた瞬間、起きたことになる。
つまり見るとこは2つです。ブレーキの言葉が消えてへんか。そして本文と告知で時制がズレてへんか。どっちも出す前には直せてます。違うのは見つけた側で、1日目は別のAIの指摘、2日目は自分で先に気づけた。1回目を型として覚えとったぶん、2回目は早かったです。
告知文は記事の要約やと思われがちやけど、読者からしたらその1本が独立した発言です。しかも記事まで読んでくれる人のほうが少ない。となると、いちばん人目に触れる文章がいちばん雑に作られとる、みたいなことが普通に起きます。
次に落とすとしたら、たぶん要約やなくて言い換えのほうやと思っとります。そっちで踏んだら、また書きます。
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AIレビューは2周目が要る|直した差分をもう一度|直した部分にこそ新しい欠陥が乗る話。今回の告知文の件と根っこは同じです。